年間行事

研修報告(1)「精神障害者の退院支援」

日 時  平成31年2月21日
場 所  ホテルニューイタヤ
参加者  宇賀神(3東)、藤田(3西)

●研修内容

(1)行政説明「精神障害者の退院後支援について」
   栃木県保健福祉部 障害福祉課 主任  小森茜 氏

(2)実践報告「県北健康福祉センターの取り組みの現状」
   栃木県県北 健康福祉センター 健康支援課 主任  笹沼友絵 氏

(3)実践報告「栃木県立岡本台病院の取り組みの現状」
   栃木県立岡本台病院 社会復帰課副主幹 精神保健福祉士 岡田正彦 氏

(4)講演「群馬県における精神障害者退院支援について」
   群馬県健康福祉部 障害政策課 精神保健室精神保健係主任 黒津正彦 氏    群馬県こころの健康センター 次長 田仲富美子 氏

●感想

40施設からの参加。PSW、看護師、院長、事務長、保健師等他職種の参加があった。今年度4月から県内全域での地方公共団体による精神障害者の退院支援が開始となり、精神科措置入院、退院支援加算、通院精神療法措置入院後継続支援加算等、診療報酬の対象となるため、ケアシステム、医療機関の役割、実践報告等を受講した。

支援対象者を決めるのは保健所であるが、対象患者様の同意を取り、様式に沿って支援ニーズのアセスメント、退院支援計画を立てるのは病院側です。意見書に対しての家族や本人を交えた会議も、保健所側が主体となるかは1回で、必要に合わせて開く会議は病院側が主体となることが多く、実際には病院でやらなくてはならないことの占める割合が大きいと感じた。

退院支援加算が600点、通院継続支援が3ヶ月に1回275点と報酬も大きいが、当院の現状を考えるとPSWの負担増となるため、看護科で取り組める部分はできるだけ協力し、地域と連携しながら、より多くの患者様が地域で安心して過ごせるようになれば良いと思いました。

また、こうこういった取り組みを進める中で、地域との連携がスムーズに取れるようになれば、措置以外の患者様の受け入れ先を整えやすくなるのではと感じました。このような現状に対して納得のいかない病院もあり、多くの質問も飛び交いましたが、決定してしまっていることにて、支援の機会があった際は、患者様と病院にとってプラスとなるように動きたいと感じました。

障害者文化祭カルフル栃木1
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